故郷カナダへの旅

約６年ぶりにカナダへ行って来ました。旅の目的は２つありました。久しぶりに家族に会うこと、弟の結婚式に参列することです。

弟はインド系カナダ人と結婚するので、伝統的なヒンドゥー教式の結婚式でした。初めてのヒンドゥー教式の結婚式はとても興味深いものでした。
色彩、儀式、そして喜びに満ちた祝祭でした。結婚式後もアルコールや美味しい食事、ダンスパーティーなど楽しい結婚式でした。

しかし、物価の高さには驚かされました。特に円安の影響で、ファーストフードなどは、以前の倍近くの価格になっています。高級なレストランは、それに高いチップです。

しかし、私にとって本当に響いたのは、父親との毎朝の自然の中の散歩でした。都会で育った私は、自然の美しさにあまり触れずに育ちました。しかし、父と自然の中を散歩する時間は私にとって素晴らしい時間でした。野生動物を見つける喜びや、自然の静けさに心が引かれ、日本へ戻ってからもその瞬間を求めるようになりました。

旅を振り返ると、それは結婚式や観光、物価の違いだけではありませんでした。それは、私が見逃していた家族とのより深い絆や、自然への新たな感謝、そしてただその瞬間に存在する喜びを再発見したことでした。カナダへの旅は終わりましたが、その思い出と得た教訓は私の心に永遠に刻まれるでしょう。