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YOMU 6

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最近読んだ本の話です。
 
未来のことを語った3冊です。
3つとも有名な本ですけど
出版された年は15年間くらい離れている
 
 
すばらしい新世界 Brave New World
オルダス・ハクスリー Aldous Huxley
1932年

 
Wikipediaより
「西暦2049年に「九年戦争」と呼ばれる最終戦争が勃発し、その戦争が終結した後、全世界から暴力をなくすため、安定至上主義の世界が形成された。その過程で文化人は絶滅し、それ以前の歴史や宗教は抹殺され、世界統制官と呼ばれる10人の統治者による『世界統制官評議会』によって支配されている。この世界では、大量生産・大量消費が是とされており、キリスト教の神やイエス・キリストに代わって、T型フォードの大量生産で名を馳せた自動車王フォードが神(預言者)として崇められている。そのため、胸で十字を切るかわりにT字を切り、西暦に代わってT型フォードが発売された1908年を元年とした「フォード紀元」が採用されている。」
高校のときに読んだもう一同図書館でみつけて英語で読みました。何十年間、頭の中に残っていた。
読みやすいし面白い。
 
 
1984年 1984
ジョージ・オーウェル George Orwell
1949年

 
Wikipediaより
「1950年代に発生した核戦争を経て、1984年現在、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国によって分割統治されている。さらに、間にある紛争地域をめぐって絶えず戦争が繰り返されている。作品の舞台となるオセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、物資は欠乏し、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビジョン、さらには町なかに仕掛けられたマイクによって屋内・屋外を問わず、ほぼすべての行動が当局によって監視されている。」
1984やはり一番細かく書いてあるし、一番鋭い。
最近読んだ「動物農場」みたいに、
政府やイデオロギーとかの読み方もあって、
人間関係の悪いところについての読み方でもある。
いろんな面で考えさせられちゃう。
 
 
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 
Do Androids Dream of Electric Sheep?
Philip K Dick
1968年

 
Wikipediaより
「第三次世界大戦後の未来、サンフランシスコを舞台に賞金稼ぎのリック・デッカードが、火星から逃亡してきた8体のアンドロイドを「処理」するというあらすじ。電気動物やムードオルガン、マーサー教などディック独自の世界観の上に描かれている。この世界では自然が壊滅的打撃を受けているために、生物は昆虫一匹と言えども法によって厳重に保護されている。一方で科学技術が発達し、本物そっくりの機械仕掛けの生物が存在している。そしてその技術により生み出された人造人間は感情も記憶も持ち、自分自身ですら自分が機械であることを認識できないほどのものすら存在している。主人公は、他者への共感の度合いを測定するテスト「フォークト=カンプフ感情移入度測定法」によって人造人間を判別し、廃棄する賞金稼ぎである。この世界での生物は無条件の保護を受ける一方で、逃亡した人造人間は発見即廃棄という扱いとなっており、主人公のような賞金稼ぎの生活の糧となっている。」
 
 
最近AIについていろんな興味をもってたがまだ読んでなかった。BLADE RUNNERの映画が好きけど、Philip K Dickは簡単な文学を書くイメージが強くて、思ったよりいい本でした。もっとPhilip K Dickをよもう!
 
 
以上です
 
 
Hasta la vista

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パラ

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