こんにちは、土田です。
久しぶりに、美術館の話を。
DIC川村記念美術館についてです。
ちょっと話題になっていました。
学芸員の授業でも紹介されており、戦後アメリカ美術のコレクションは質・量ともに優れた美術館だったと記憶しています。
そんな美術館が今年の3月末で休館し、規模を縮小した上で都内へ移転するとのこと。
東京に多くの作品が集まるのは嬉しいですが、都心から離れた美術館ならではの鑑賞体験ができなくなるのは、少し寂しいですね。
休館の背景には、運営元であるDICの経営が厳しくなったことが影響しているようです。
財団法人化していないため、こういった局面で美術品を売却したり、展示施設を縮小するのは仕方がないこと。
ということで、最終展示に行ってきました。
展示されている作品が素晴らしいのはもちろんのこと、佐倉の地でしか感じられないこの雰囲気、最高です。
特に人気のロスコ・ルーム。
審美的で圧倒的です。
休館まで残り一週間ほど。
アクセスは良くないですが、お時間のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ではまた。
▼めっちゃ広い庭もあります。