みなさんこんにちは
連日雨が続いて爆弾低気圧と戦う日々を過ごしている二宮です。
夏も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑いですよね。
ということで少し怖い(?)話をしようと思います。
早速ですがみなさんは「行方不明」と聞いて、何を思い浮かべますか。
私は「行方不明」と聞いた時に人が突然いなくなる現象のことと思い浮かべましたが、
実際はモノや場所なども「行方不明」と呼ぶそうです。
今回訪れた行方不明展では、「人」「場所」「もの」「記憶」という4つのカテゴリーに分け、
それぞれにまつわる「行方不明」を画像や文献、映像、音声などを駆使して表現されています。
例えば「ひと」の「行方不明」、つまり「身元不明」のコーナーでは、持ち主不明の遺留品や、消息を絶った人々の情報が展示されます。
※ちなみにこれらはすべてフィクションになります。
会場入ってすぐ大量の行方不明のチラシがびっしり並べられていて、
ただならぬ雰囲気を感じました。
一通り見終わって率直に
お化け屋敷も令和仕様になったんだなぁ、と思いました。
これまでのお化け屋敷は「こわいとされるもの」がいかにもな雰囲気で
実際におばけがいてびっくりさせてきたりだったんですよね。
でも今って単なるびっくり系はもう飽きられているし
こわいとされるものも科学的な否定だったり元となる現象を指摘されたりで、あんまり怖がる対象になってないですよね。
ただ、みんなの中に「怖がりたい」っていう欲求ってうっすら持ってて、
最近は「恐怖の対象そのものではなく、それを感じさせるパーツを用意して読み手の中に構築させる」スタイルが多いように感じます(テレ東の「祓除」とか「このテープ持ってないですか」とか)
今回の展示は「行方不明」で想起させるいろんなもの全部断片にして見せているので
自分の考え得る最も怖い考察ができるんですよね。
これが令和スタイルのお化け屋敷っぽいなと思った理由です(笑)
この展示はもう終わってしまいますが、
令和スタイルのお化け屋敷はテレ東の番組でも楽しめるので
ぜひお時間あるときに見てみてください!
おススメ載せておきます。
「祓除」https://www.youtube.com/watch?v=57DD_VUIylc
「イシナガキクエを探しています」https://www.youtube.com/watch?v=PqcGgKwakz8