こんにちは!土田です。
2回目のブログでは予告通り私の趣味である「本」について書いていきます!
一口に「本」と言っても話題が広すぎるので、今回は自分の好きな本を3つ紹介する回にします。
その人の好きな本を知れば、その人の人生が垣間見えるなんて言いますからね。
前置きはさておき、早速始めていきたいと思います!
1冊目:岡本太郎「今日の芸術 時代を創造するものは誰か」(光文社知恵の森文庫)
言わずと知れた日本を代表する芸術家、岡本太郎の本です。
この本は岡本太郎の代表作で、芸術とは何なのかということについて書かれた本です。
本書で岡本太郎は「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」なんてことを言ってます。
今読んでも斬新でびっくりするような考えが、本書ではわかりやすく展開されています。
この本の出版が1954年と考えると、岡本太郎がどれだけ先を行っていたのかを感じることができます。
非常に読みやすく、また勇気がもらえる本です。
2冊目:三島由紀夫「三島由紀夫レター教室」(ちくま文庫)
戦後日本の文学界を代表する作家である三島由紀夫。
彼の小説は非常に読み心地が良いのです。
この本は、最初から最後まで手紙のやり取りだけで構成されている小説です。
そのためテンポよく読むことができます。
三島由紀夫は日本語の使い方のセンスが抜群なので、何気ない文章ですら美しく感じられます。
日本語の魅力に改めて気づくことができる本だと思います。
3冊目:水木しげる「妖怪になりたい」(河出文庫)
妖怪という存在をお茶の間に広めた水木さん。「ゲゲゲの鬼太郎」という漫画が有名です。
本書はそんな水木さんの50年にもわたる人生の中で書かれたエッセイをまとめた本になります。
水木さんのエッセイは魅力的で面白いです。
魅力的な作品になっている所以として、彼の生きてきた人生が大きく影響していると思います。
特に第二次世界大戦で、前線に駆り出された経験から書かれる文章はすさまじいです。
皆さんも水木さんの優れた感性に触れてみませんか。
以上が自分の好きな本3選でした。
今回紹介した人の作品はどれも面白いので、お時間のある時にぜひ手に取ってみてください!
ではまた!