娘への誕生日プレゼント

3月10日は娘の12回目の誕生日だった。
そういえば、去年はペンタブレット買ってあげたんだっけ。
小学生へのプレゼントとしては結構高額だったんだけど、
今も使ってるから、欲しいものを買ってあげてよかったと思う。
1週間くらい前に、今年は何が欲しいのか聞いてみた。
ゲーム(スプラトゥーンのオプションパッケージ)が欲しいらしい。
お値段3,000円。去年30,000円くらいしたから拍子抜けした私。
誕生日前だけど、すぐにやりたいということでダウンロードしてあげた。
これで誕生日プレゼント終了。なんか虚しいものです。
高校生を子供に持つ友達は、
「お金振り込んで終わりだよ」なんて言ってる。
ウチもそうなっちゃうんだろうなー。
誕生日当日。
部屋で仕事をしていると娘がやってきた。
「欲しい漫画があるの…」
したたかな娘は、約10,000円くらいまでだったらおねだりできると踏んでいたようだ。
Amazonで調べてみたら7巻セットで4,800円。
いいとこついてくる…
今年の誕生日プレゼントは安く済んだなんて思っていた僕が甘かった。
「わかった、これでいい?」
そう聞くと、今日読みたいから本屋に行くと言い出した。
最近僕とどこにも出かけていないし、
可哀想だから一緒に出かけてあげようと思ったらしい。
娘からの提案に一気に嬉しくなってしまった僕は、
急いで着替えて一緒に本屋に向かった。
もう夕方だったから大型書店に行く時間がなくて地元の本屋に行ったんだけど、残念ながら欲しい本が置いてなかった。
どうしても諦めきれない娘は、別の漫画を2冊もってきて、
「これ、買って欲しいんだけど・・・」
とおねだり。
「さっき欲しいって言っていたものじゃなくていいの?」と聞くと
「それとは別に…」
教育としては良くないことはわかっているんだけど、買ってあげてしまった。
僕のような父親のせいで、
世の女性たちはおねだり上手になっていくんだと思う。
夜は家族みんなでお祝い。
娘のリクエストはお寿司と焼鳥。
ケーキはサーティーワンのアイスケーキにした。
毎年お祝いのタイミングでバースデーカードを渡している。
開くと立体の絵が出てくるタイプのものだ。
ひらがなを読めるようになった時からはじめてるから、4〜5歳くらいからやっていることになる。
そろそろやめようかなって思っているんだけど、
予想に反して素直に受け取ってくれるんだよね。
反抗期真っ只中の息子でさえそうだった。
子供達が20歳になるまでは続けていこうと思っている。
内容は、口で言ったら恥ずかしいことを書いている。
簡単にいうと、
“あなたのことが世界で一番大切ですよ“的なことだ。
カードは、文具・画材専門店『世界堂』に行って、イメージに合うものをチョイス。
文章は2週間前くらいから考え始めている。
乾杯が終わり、
「誕生日おめでとう。はい、バースデーカード」
って渡すと嬉しそうに受けとってくれた。
そして周りを気にせず、すぐ開けて読み始める娘。
読んだあと
「当然だせ!」
とニンマリ。僕をみて微笑んだ。
プレゼントがダウンロードになってもPAYPAYになっても、
毎年バースデーカードは渡すことはできる。
今年はどんなカードにしようか?
どんなメッセージにしようか?
そんなことを考える時間は至福な時間だったことに気づく。
20歳までと言わず、ずっと続けていこうかな。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
娘と僕の父は同じ誕生日。
毎年電話でお互いおめでとうをいい合っている。
嬉しい時間だ。
父は80歳になりました。
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