仲間はずれ

2月に中学受験が控えている家庭は、コロナウイルスやインフルエンザの感染を恐れて学校を休む傾向がある。我が家も例外ではなく、1月は学校をほとんど休んだ。
受験も終わり、学校に行き始めた娘。
数日して、学校に行きたくないと言ってきた。
どうやら仲間はずれにあっているみたいだ。
話を聞くと、リーダーみたいな子がいて、
この子とは前からあんまり関係がよくなくて、
一時は良くなったもののまたぶりかえしてきたようだ。
まあ、わからないでもないのだけどね。
1月ずっと学校休んでて、2月になって仲良くしてねというのもまあムシのいい話。それに、娘は彼女たちとは違う中学に行くわけで、
いまさら親しくしなくてもと思うのも当然かもしれない。
でも、娘の本当の気持ちは学校に行きたいみたい。
仲良いお友達とも会いたいし、
小学校最後ということもあって、
卒業生を送る会、社会科見学、卒業式とイベントも目白押しだから。
行きたいけど、行くと具合が悪くなって、保健室で休んでしまう。
それを担任の先生がよく思っていないらしく、
「6年生なんだから頑張りなさい」って言われたようだ。
やれやれ、困ったもんだ。
妻はこの一連のことに怒っていて、
文句言いたい気持ちを必死で抑えていた。
連絡帳を見ると、ちょっとクレームみたいな書き方になっている。
こりゃまずいなと思い、
連絡帳には僕が話をしたいとだけ書くように伝えた。

僕の戦略は『先生に協力してもらうこと』。
先生だって、卒業式も休まれたらたまったもんじゃないはずだ。
とはいえ、担任の先生はまだ4年目。
父親が電話よこせって言ったらきっと怖いだろうと思う。
ここに付け込んではいけない。毒親だと思われたら終わりだから。

後日、先生から電話が来た。
先生が話す前に、僕からの要望を伝えた。
・なるべく学校に行かせるようにするので、娘をフォローして欲しいこと。
・仲の良くない友達との関係修復に動いてもらわなくていい。その代わり、保健室は使わせて欲しいこと。
できるだけ丁寧に、お願いをした。
先生は最初拍子抜けしたような感じだった。
きっと強く言われると思ったに違いない。
話を進めていくうちに、
「それだったらお任せください!」という感じになってくれた。
僕はお礼を言って電話を切った。

「先生、協力してくれるって。保健室使ってもいいってよ。」
そう伝えると、娘はホッとした顔をした。
学校を休んでからもう2週間が経っていた。
翌日、ちょっと微熱があるような娘。
原因はいろいろあるとは思うけど、
今回のストレスと受験が終わってホッとしたことだろうと思う。
その日も学校を休んだ。
次の日。発疹のような赤いプツプツが顔と体に出ていた。
元気ではあるけど原因がわからない。
その日は土曜日だったから、月曜日に病院に連れて行った。
結果は水疱瘡だった。
病院の先生曰く、
「お父さんの帯状疱疹からうつった可能性高いね。」とのこと。
せっかくいろんなイベントに行けると思っていた娘はプンプン。
もちろん僕のせいになっています。
結局、2月もほとんど学校に登校することなく、
卒業式を迎えることになりそうです。
イベントごとはいいとして、卒業式の練習、しなくて大丈夫なのかな?
出席番号1番なんだけど…
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
水疱瘡って高熱出るイメージあったんですがそうじゃないんですね。
1週間くらいで治ってるし、水疱もそんなに大きくなかった。
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