ダメな自分を隠さない

誰もがわかっていることだと思いますが、
日本の教育は欠点を減らすことを優先してきました。
それがアメリカの影響(たぶん)で、徐々に長所を伸ばす方向にシフト。
スポーツの世界を見ていると、これがうまくいっているように感じます。
ただ、長所を伸ばすことって案外息苦しい。
本人も「もっと頑張らなきゃ」ってなる。
これってなんかカッコ悪い。
世の中の価値観は『優位性』から『共感』にシフトしてきているように感じます。
わかりやすく言うと『憧れ』から『身近さ』。
アイドルが分かりやすい例ですね。
ブランドもハイブランドのものより、身近さを売りにしている方が支持されてきています。
「人は長所で尊敬され、短所で愛される」
作家のひすいこたろうさんの言葉。
ものの見方が変われば世界は1秒で変わるをモットーに、幸せになる捉え方を追求されている人だそうです。
彼の本は読んだことありませんが、もうこの言葉だけで十分な気がします。
“尊敬されたい”
僕も以前はそう思って肩肘張っていました。すごいって思われたいという方が強いかな。
昭和のオヤジみたいですね。
でも最近は大分減ってきた。歳を取ったり子供ができたことも影響していると思うけど、一番は短所をオープンにしても許してもらえる社会になってきたことが大きいかな。
そう考えると、だいぶ生きやすい時代になったんだと思う。
素の自分でいられるんだから。
あなたは尊敬されたい人ですか?
それとも愛されたいと思っている人ですか?
僕は愛される方を選びたい。
だって楽だもん。短所さらしていた方が。
とはいえ自分の短所って嫌だよね。
顔を出すとあーあって気分になる。指摘されるともっとね。
ここ、乗り越えていかないとなー。
そうすればもっと良さが際立ってくるんじゃないかな。
長所を伸ばそうとするよりもね。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
「短所で愛される」を一言集約すると『隙多き人気者』
短所をさらせばいいってわけじゃないんですね。
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