監督はアイディアが欲しいんだよ！

新年、中学の時のバスケ部の恩師と電話でご挨拶をさせていただきました。
先生は29年連続で山形商業を全国大会に連れて行った名将です。

先生は一昨年定年し、現在は一線を退いています。
実は昨年、連勝が29でストップ。
やっぱり先生がいなくなった影響は大きかったのではと思っていました。

そこで先生に、この疑問をぶつけてみたんです。

「強かった時は選手が揃っていたからなのか？
それとも育成方法に違いがあるのか？」

先生曰く、
試合中監督がやれることは１割くらいしかない。
試合に勝つには選手の自主性が大事だと。
練習は自主性を伸ばすためにいろいろと工夫しているそうです。

具体的には
・自分のやり方を100％強要しない
・全部を教えない
・自分で考えさせるように促す
ということをしているそうです。

そして、選手が自分で考えたプレーの中から出てくる
「お！それいいね！」
という個性を拾って、広げて、形にしていく。
強いチームを作る上で大事なのは、自主性をいかに促すかどうか。
それが監督の仕事だそうです。

僕が今まで思っていたことは
・先生の言うことを100％実現する
・ちゃんと理解したい
・うまくいく方法を知りたい
この方法だと言われたことだけできる人しか育たない。
だから自主性を促せないのだと思いました。

最後に先生が言っていた言葉。
「監督はアイディアが欲しいんだよ」
これ、とても印象的でした。

なるほど！
僕のやり方、微妙にズレていましたね。
早速マインドにインストールしておきます！

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
母校の小学校が今年全国大会に出るみたいです。
最近は大学バスケも面白い。
八村のNBAもすごい。
バスケ熱再燃してきました（笑）

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