やりたいこと・やるべきこと・やれること

やりたいこと・やるべきこと・やれること

著書「異端のススメ」で 今でしょ!の林修さんは
いつもものごとを3つに分けていると言っています。
3つとは
「やりたいこと」「やるべきこと」「やれること」
1)やりたいこと
やりたいことは、基本的にお金を使って趣味でやればいい。
2)やるべきこと
やるべきなんだから、これは好きだの嫌いだの言っている場合じゃない。
3)やれること
仕事は「やれること」を選んで、お金を払う人に対して責任を果たしていかねばならない。
彼は若い時、やりたいことに手を出し続けて、結果が出なくて苦労したそうです。
ある時、スパッとあきらめて「”やれること”は何か?」と切り替えてから、
どんどん結果が出るようになったとのこと。
僕が思うに、「やりたいこと」と「やるべきこと」を混同している人は
成果が出ない人だと感じます。
やるべきことに対して、やりたくないなどという感情をもってしまって、悩んでしまう。
それ自体無意味がないことは、林さんの説明でも明確だと思います。
そして、運のいい人は、やれることを理解し、実行している人だと思います。
「やれること」とは、そんなに努力しないでも自然にできてしまうことだったりします。
勉強したり、習得するのにそれほどストレスを感じない。
そういうものです。
やれることに注力してくると、周りからの評価が高くなります。
チャンス(運)は人からしか来ませんから、
周りに認められるということは、運を味方につけることです。
では、自分にとっての「やれること」って何なのか?
実は、自分で気づくのはなかなか難しい。
「やれること」は、あまりにも簡単に出来てしまうから、
自分自身、それに価値を感じなかったりしがちです。
だから、周りの人に聞いてみる。
「僕のいいところってどういうところ?」
「みんなの役に立つのって、どういうことをすることかな?」
それを聞いた時
「ん~、そうかなぁ~」
って思ったら、大きなヒントかもしれない。
間違っても
「なるほど!それいいね!」
ということを選んではいけない。
それはもしかしたら、1)の「やりたいこと」に近いことかもしれないから。
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