センスって何だ?

先週から、当社の2019年度新入社員の会社説明会が始まりました。
今年のコンセプトは
「Motivation First(やる気が一番、技術は後からでも身につく)」
そして類義語として
「素直でいいヤツ、センスはんぱない」
と定義づけしています。
ここで気になるのが「センスはんぱない」という言葉。
「センスって何だ?」
センスって先天的なイメージがありますよね?
だからこれをちゃんと説明しなければいけない。
そこで、僕が思う「センス」を書いてみました。
これは新卒者だけではく、
すべてのビジネスマンにとって必要なことだと思っています。

1)センスのある人とは、自ら学ぼうとする人
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学生時代は教えてもらうことが当たり前の環境でした。
でも、社会人になったら教えてもらうことは当たり前ではありません。
社会人になった人でも、ここの違いを認識している人としていない人は結構います。
何でもかんでも「教えてください」
ではダメ。
「ここまではわかりました。でもこれがわからないので教えてください」
ならOK。
まず自分で調べてやってみる。
そしてわからなかったら、わかる人に聞く。
こういう当たり前のことができない人って結構多いと思います。
自ら学ぶ癖づけが出来ているのとそうでないのでは、
成長も時間の使い方も大きく変わってくるのです。

2)センスのある人とは、どうすれば出来るかを考えられる人
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学生と社会人の違いは、
学生時代は答えのある世界の住人。
社会は答えのない世界の住人。
大きな違いはここだと思っています。
社会人になって
「どうすれば上手く行きますか?」
という質問ほどセンスのない質問はありません。
こういう質問をする人って、答えのある世界から抜け出せていない人です。
また、答えのない世界では、
出来ない理由を考えたらキリがありません。
でも、「どうすればできるだろうか?」と考えると新たな視点が生まれてきます。
それが発想を転換し、可能性を見つける脳にアプローチしていくのです。
答えのない世界にいるわけですから、無駄もあるし、失敗もあるでしょう。
でもそれが経験となって後で生きていく。
センスって、そういう経験値で磨かれるものです。

今回センスについて考えてみて、
センスは「磨く」という言葉を使うことに改めて気づきました。
自ら学ぼうとすることで、センスの元となるデータベース量(山とでもいいましょうか)が増え、
どうすれば出来るかを考えることで、そこから最適な方法を見つけ出す(採掘し、研磨する)力がついてくる。
これが「センスを磨く」ということなのかと。
マリナーズのイチロー選手は、
「これからもずっと野球の研究を続けたい。自分の体を実験台として。」
と言っていました。
この考え方って素敵だなと思います。
センスって先天的なものではありません。
土台を増やして、採掘して、磨いていくものです。
だから、今からでもセンスを身につけることは間に合います。
自己学習とどうすれば出来るかを考え続けることは、
いつになっても続けていかなければいけないことですね。
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