不安の先取りをしてはいけません

僕は、いろんなことを想定して、早めに手を打っていく方です。
だから、大きな事件もなく、ここまでこれたんだと思います。
でも最近、これでいいのか?
と思うんです。
やっていることは、過保護な親がやっていることに似ています。
例えば、ちょっと危ないことをすると止めるように促したり、
ケガをされたら困るので、台所に立たせなかったり。
これって、最終的に自分が困るから早めに対応しているだけなんです。
確かに、困らないようにするって大事。
困ったことが起きてしまうと、それに対応するだけでものすごいエネルギーを取られてしまいます。
だから最初の段階は、なるべく困らないように対応することはいいことです。
ただ、ある程度のところまできたら、それを続けるのはよくないと思うんです。
これに気づいたきっかけが、テレビで見た75歳のおばあちゃんの話でした。
このおばあちゃんは、毎日フィットネスクラブに通っていて、
見た目も60歳くらいに見えるスーパーおばあちゃんです。
このおばあちゃん、レポーターが
「健康面とか不安になることありませんか?」
という質問に対して、
「困ったことは起きてから対応するようにしています」
と答えていたのです。
不安の先取りというのは、人生を安全に進んでいくうえで大事なことです。
でも、それが過剰になってくると、無駄なエネルギーでしかなくなります。
困ったことは、必ず想定しておくこと。
しかし、対処は起こってから行うこと。
要は「放っておく」って感覚です。
これって実はやってみると結構ビビります。
すごい気になるし、実際に困ったことが起こったら嫌だし、なんか落ち着かない。
でも、ここをぐっと我慢する。
つまり、「覚悟する」ということなんです。
覚悟って、言葉でいうとチープですが、
実際自分に起こることとなると、とてもディープです。
でも、これができるようになると、人間としてレベルが一つ上がる。
世の中は情報が多く、不安なことをあおってきます。
それらが、僕らの多くのエネルギーを吸い取られてしまっていると思うんです。
これは「覚悟」が足りないから起こっていることだと思います。
腹さえ座れば、そんなに困ったことは起こらないはずです。

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