段取り力
70名規模のゴルフコンペに行った時のこと。
その会社は初めてコンペを開催したらしく、スタッフの方も慣れておらず、受付からもたもたした感じではあった。
その会社は初めてコンペを開催したらしく、スタッフの方も慣れておらず、受付からもたもたした感じではあった。
フロントでチェックインして、コンペの受付で参加費を支払う。
そこで領収書をもらうことになっていたのだが、70名もの領収書の中から僕の名前が書いてあるものを探し出せないようだった。
そこで領収書をもらうことになっていたのだが、70名もの領収書の中から僕の名前が書いてあるものを探し出せないようだった。
15秒ほどして、すぐには見つからないと思った担当の女性は、「帰りにお渡しします」と伝えて、受付業務の方を優先した。
おそらくだが、領収書を受付で渡すことは重要任務として指示されていたはずだ。それを変えて、スムーズに受付を進めることをその場で判断した。というか、領収書をその場で渡さなくても大きな問題にならない、そう判断したのかもしれない。なかなか優秀なスタッフだ。
おそらくだが、領収書を受付で渡すことは重要任務として指示されていたはずだ。それを変えて、スムーズに受付を進めることをその場で判断した。というか、領収書をその場で渡さなくても大きな問題にならない、そう判断したのかもしれない。なかなか優秀なスタッフだ。
ラウンド終了後の懇親会。
くじ引きでビール2ダースが当たった。結構な大きさの箱で、持って帰るのは大変だ。
近くにあの女性がいたので、これを持って帰れる袋のようなものありますか?そう聞いた。周りにはこの大きさのものが入る袋は見当たらない。そしたら彼女、懇親会の準備で使っていた袋の中身を取り出し、それを手渡してくれた。
ちょうど入る大きさのエコバッグ。少し使い古された感じはあったけど、持って帰るには充分なものだった。
主催者の社長にそのことを伝えると、彼女は優秀なスタッフらしい。なるほど納得。
くじ引きでビール2ダースが当たった。結構な大きさの箱で、持って帰るのは大変だ。
近くにあの女性がいたので、これを持って帰れる袋のようなものありますか?そう聞いた。周りにはこの大きさのものが入る袋は見当たらない。そしたら彼女、懇親会の準備で使っていた袋の中身を取り出し、それを手渡してくれた。
ちょうど入る大きさのエコバッグ。少し使い古された感じはあったけど、持って帰るには充分なものだった。
主催者の社長にそのことを伝えると、彼女は優秀なスタッフらしい。なるほど納得。
「段取り力」という言葉。最近、それほど耳にしなくなりました。
昔は仕事には段取り力が大事って教えられて、新入社員は春の花見で先輩社員のために準備やら誘導やらレクレーションやら考えてもてなすということを実施している会社もあったくらいだ。
段取り力を調べてみると、
「段取り」の語源は、歌舞伎の楽屋用語といわれています。
歌舞伎界で「段」とは話の区切りや一幕を指して、芝居の筋や構成の運びを「段取り」といったそうです。
「物事を進めるとき、必要なタスクを洗い出し、発生するリスクを予測し、リスクに対する対策を準備し、より効率的な手順を整える力」
「段取り」の語源は、歌舞伎の楽屋用語といわれています。
歌舞伎界で「段」とは話の区切りや一幕を指して、芝居の筋や構成の運びを「段取り」といったそうです。
「物事を進めるとき、必要なタスクを洗い出し、発生するリスクを予測し、リスクに対する対策を準備し、より効率的な手順を整える力」
要するに、『優先順位を即決する力』と『未来を予測する力』の組み合わせ。
懇親会の際、彼女に今回のコンペはどのように準備したかを尋ねたところ、彼女は頭の中で事前にシミュレーションしていたと言っていた。その能力は、何らかの経験から来るものなのだろう。
おそらく、そういうアルバイトなんかをしてきたんじゃないかな?
僕にも経験がある。
ホテルの宴会場のバイトでは、“どんでん”といって、短時間に宴会場のレイアウトを変える業務がある。次の宴会までの15分という短時間で次の形に会場を変えるのだ。段取りが良くないと時間がかかってしまう。
これ以外でも、オープン前の準備とか、イベントの用意とか、大体のものが時間が限られた中で、最短ルートを頭の中でシミュレーションしながら、その場の状況に応じて対応していくということを経験してきた。
優先順位には、臨機応変さも必要だ。最初に決めたことに固執すると段取りは悪くなる。
ホテルの宴会場のバイトでは、“どんでん”といって、短時間に宴会場のレイアウトを変える業務がある。次の宴会までの15分という短時間で次の形に会場を変えるのだ。段取りが良くないと時間がかかってしまう。
これ以外でも、オープン前の準備とか、イベントの用意とか、大体のものが時間が限られた中で、最短ルートを頭の中でシミュレーションしながら、その場の状況に応じて対応していくということを経験してきた。
優先順位には、臨機応変さも必要だ。最初に決めたことに固執すると段取りは悪くなる。
この文章を書いていて「タイパ」って言葉が浮かんできた。
時間あたりのパフォーマンスを優先するということだが、確かに大事だけど、タイパで得た体験って応用が効かないと思う。
YouTubeでも音声でも、倍速で見た知識って、意外と覚えてないことが多い。
タイパを優先すると体験は増えるから得した気分にはなるんだけど・・・。
映画もオーディブルも等倍で見るべきだし、YouTubeのラーニング動画も早送りしないで何回も見るべきだと思う。
たしかに効率は良くない。でも、それがのちのち活きると思う。別の体験の応用として。
そんなことを、彼女の段取り力にふれて、ふと思ったのだった。
たしかに効率は良くない。でも、それがのちのち活きると思う。別の体験の応用として。
そんなことを、彼女の段取り力にふれて、ふと思ったのだった。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
最近筋トレしているから、家でお酒を飲まなくなった。アルコールは筋肉に悪いんだって。それなのに、なぜか、ビールが当たってしまった・・・
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