怒られない努力

新入社員が入社して5ヶ月。
今年の新人は優秀だなと思います。これは皮肉も含めてです。
優秀だからこそ、怒られないようにしすぎている。そんな気がしていました。
怒られないようすることって無駄だと思うんです。新人の時は特に。だって、どう頑張ったって怒られるんですもの。怒られないように努力していること自体怒られちゃう。
夏休み前後というのは大きなポイントだと思っています。部活でいうと新チームになるタイミング。会社でも部署が確定して現場に配属される時期です。これからはレギュラーとして試合に出ていくことになります。だからこそ「怒られないようにしよう」という意識をもっていてはうまくないと思ったのです。
夏休み前。新人3人を呼んで話をしました。
僕が伝えたかったことは、怒られないよう努力することはエネルギーの無駄遣いである。一生懸命ブレーキを踏んでいるようなもので、それ自体が成長を疎外している行為であるということです。
こういう僕も怒られないようにしようというスイッチが入ることがありますが、その時はワザと突っ込むように意識しています。怒られないようにしようということは無難にいこうということ。無難にいって得られるものって実は少ないのです。
怒られてもいいって覚悟があれば、エネルギーをプラスの方に使えるのです。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
日本テレビ枡アナウンサーが新人時代の教育についてこんなことを語っていました。
「藤井アナはいつも自分のことを指摘してくれました。羽鳥アナはいつもいいね!といってくれてました。今思うと、羽鳥アナはぼくの成長を阻害していたと思うんです」
二人のキャラがよく出ているエピソードですね。
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