引越します

13年ぶりに引っ越すことになりました。自宅の方です。
結構長く住む方なのですが今回は最長記録ですね。
引越しは1ヶ月後なので、急いで業者選び。
業者を選ぶ上で、優先順位を次のように決めました。
1位:安心感(家財道具が壊れたとかあると手続きが面倒なので)
2位:サポートの範囲(テレビや洗濯機の設置とか不用品の処分とか)
3位:金額(適正であろう価格)
SUUMOの検索サイトで良さそうな4社をピックアップして見積もり依頼。
後日営業マンが来て見積もりをするということになりました。
<1社目>
カバンもハンカチの上に置いたりと基本的なところはちゃんとしています。さすが大手。ただ、なぜか1社目は不利だとしきりに言う。話もちゃんと聞いてくれないという印象。
<2社目>
約束の時間に電話がかかってきて、渋滞で遅れるとのこと。なぜもっと早く電話してこなかったのかと聞くと、前のお客さんの見積もりに手間取ったとのこと。あれ?渋滞じゃなかったの?信用できないなと思い、依頼をキャンセル。
<3社目>
すごく感じのいい人。提案の内容も見積もりも頑張ってくれる。ただ、途中から他社の悪口が始まり、それも結構長い。
<4社目>
ヤル気なし。質問も曖昧。専門用語乱発。勝手に椅子に座って見積もり作る。
もう笑っちゃいました。これ以上この人に言ってもしょうがないのでやんわりとおかえりいただく。
どの会社の営業マンも話しすぎで、こちらの要望を聞いてくれないという印象。
結局、営業マンでは決めきれませんでした。
引越しの見積もりは、イレギュラー部分さえ抑えておけば誰がやっても同じだと思います。そうするとAIでいいんです。
では、営業マンの役割ってなんでしょうか?
僕は、思いを伝えるのが営業マンの役割だと思います。
会社の思い。自分の思い。仕事に対する姿勢。
こういうところが価値なんじゃないかと思うのです。
今、ドラッカーの「経営者の条件」を再読しています。
特に考えている部分は「どのような貢献ができるか」という部分。
ドラッカーは貢献には三つの領域があると言っています。
第一の領域は「直接の成果」
第二の領域は「価値への取り組み」
第三の領域は「人材の育成」
引越しでいうと、
直接の成果は、安く安全に引越しができること。
価値への取り組みは、面倒なことが起こらないこと。
人材の育成は、営業も現場スタッフも理念に基づいた行動ができること。
こんな感じではないでしょうか。
ドラッカーは、貢献に焦点を合わせるということは、成果を上げることに焦点を合わせることであると言っています。
貢献について考えている会社は多くないと感じます。
だからこそ、貢献を明確にしている会社は強いんじゃないかと。
貢献が明確になれば、ひとりひとりの行動が変わります。
そう思わせる出来事が、今回の引越し業者選びでした。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
結局1社目の会社に依頼することになりました。
理由は会社としての安心感です。
安全性と教育に力を入れているというところが決め手でした。
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