学生と社会人の違い

本日4月1日は、新入社員の入社日。
今年は4名の新卒メンバーが入社することになりました。
新型コロナウイルス騒ぎで混乱がある中での初出社。
思い出に残る入社日になったんじゃないでしょうか?
コロナウイルスの影響で現在、全社員にコアタイムの導入とテレワークの活用を実施しています。
困るのが、新入社員研修をどうするのか?ということ。
自粛したり、テレワークを活用して行う会社もあるようですが、
やっぱり最初が肝心だと思うので、通常通り実施することに決定しました。
もちろん、マスク着用や換気、手洗いとアルコール消毒を行うことは徹底していきます。
初日の担当は僕。
研修というよりも闘魂注入を行います。
僕が伝える内容は「学生と社会人の違い」です。
今回はその内容をご紹介したいと思います。

①答えのない世界
社会人と学生で大きく異なるのは、答えのない世界に足を踏み入れたということです。
学生の世界は、あらかじめ答えが用意されている中で、最適解を導き出すという世界。
だから、頭は「正解はなんだろうか?」ということを探してしまいます。
学生体質が抜けない人の特徴は、
「うまく行く方法を教えてください」というスタンスであること。
それだと社会ではうまくいきません。
「どうすればうまくいくだろうか?」という意識をもつことが大切です。
②無差別級の戦い
学生の時は、上下関係でも3歳くらいしか変わらない世界にいました。
それが社会に出ると、5個上、10個上なんて当たり前の世界。
その人たちと一緒に仕事をしていくことになります。
そこで困るのは、常識の違いじゃないでしょうか?
学生時代に通用していたコミュニケーションが通用しない。
特に人間関係には苦労する人が多いと思います。
スポーツでいうと、同じ階級の選手とだけ戦っていたということになります。
それが今後は、さまざまな階級の選手と対峙しなければいけません。
自分をどう対応させていくかが大切なのです。
③功を焦るな
なるべく早く認めてもらおうとする姿勢は素晴らしいことです。
ただ、新入社員の場合、これが逆効果になると思うんです。
特に学生時代に活躍してきた人は、功を焦る傾向があります。
社会は強者だらけ。
そう簡単に、功績をあげられる環境ではないのです。
まずは、しっかりと土台をつくること。
体が出来上がっていない時に無理をすると、必ず怪我します。
ビジネスも同じです。
だから、徹底的に基礎を叩きこんで、強い体と心を作ってほしいと思います。
焦らなくても、しっかりやっている人には、必ずチャンスがくる。
社会とはそういうものです。

新入社員研修の初日には、この3つをワークとシェアをしながら伝えています。
さて、今年の新入社員はどんな感じでしょうかね?
3年後に活躍している姿を想像しながら、闘魂注入していきたいと思います。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
新入社員が入ることで、一番成長するのが先輩社員たち。
毎年採用を行う効果って、実はこれなんだと思います。
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