選択しないという選択

「今の状況は自分が選択した結果である」
よく言われることですよね。
だから、環境や周りに不満を持たず、
自分が選んだことに、目を向けましょうということに繋がります。
確かにそうですが、自分が選んだ結果じゃないのになぁ~と
思うことも多々あります。
自分の意志とは別に、今の状況になってしまった。。。
そんな経験は誰しもあるかと思います。
選択というと、「選ぶ」「決断する」という印象があります。
積極的なイメージですね。
しかし、選択には
「選ばない」という消極的な選択もあるわけです。
選ぶというと、リスクを伴うイメージがあります。
逆に、選択しないという行為は、
自分にとって害がなく、何も変化しないように感じます。
しかし、どちらも同じ。
必ず何かを失っているわけです。
経験上、選択しないということを優先した時が、
自分にとってあまりよくない結果になったことが多かった気がします。
選択をしないと決断した時、その場は何事もなく通り過ぎますが、
どんどん道が狭くなって、自分が苦しくなっていくのです。
だから、もし、自分の環境に不満があるのなら、
それは、選択しなかった結果なのかもしれません。
では、何故選択しなかったのか?
「遠慮した」
「気を使った」
「傷つくのを恐れた」
大体こんな感じです。
選択しないことで、どんな変化が起こる可能性があるのか?
選択しないことで、失うものは何なのか?
選択しないことに、もっと意識的にならないといけないと思います。
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