息子、あばれる

息子が中学受験の勉強を始めて3ヶ月。
宿題を見ているとその量に驚きます。
中学校で習うようなことを小五がやっている。
ちょっと異常だなと思います。
「教育虐待」
教育熱心な両親によって、
子供の心が壊れて暴れたり引きこもったりしてしまこと。
気をつけないといけませんね。
変にプレッシャーをかけてはいけないと思いつつも、
ちょっと期待してしまっている自分がいます。
先日、息子が
「勉強なんか、やりたくないんだ!」
って言って大暴れしました。
息抜きで公園に凧揚げに連れて行ったんです。
以前やった凧揚げが楽しかったらしく、
風も吹いていたので楽しめるかと思ったら、
風が舞っていてうまく飛ばせない。
せっかく息抜きで楽しみにしていたのに
遊べなかったことが残念で仕方がなかったみたい。
家に帰ってから大暴れ。
大泣き。テキスト投げる。机蹴る。壁バンバン。
少し収まるのを待って、プールに行こうと誘います。
しかし、宿題の量が多すぎてもう遊ぶ時間がないと。
彼の中で混乱が起こっている感じです。
こういう時は優先順位がめちゃくちゃになっている時です。
息子に聞きました。
1)やらなければいけないもの、全部教えて。
2)今日やらなければいけないことと、明日でいいことを教えて。
3)その中でお父さんに手伝ってもらいたいものはどれ?
そうすると、今日やらなければいけないことは3つ。
そのうち、お父さんに手伝ってもらいことは1つということでした。
「じゃあ、お父さんと一緒にまず算数をやろう!」
ということから始めます。
一緒にやるから一気に進みます。
そして、一つ減ったことで気分が一気に晴れてきたようです。
残りはあと2つ。それは自分でできるから大丈夫だとのこと。
「じゃあ、1時間半だけプールに行こう!」
と言って、プールに連れて行きました。
息子がいっぱいいっぱいになっているのを見て、
仕事でも同じことが起こっているなと思います。
テンパってる時って優先順位がめちゃくちゃな時。
大人になると睡眠時間削っても終わるまでやるというオプションが使えるので、
優先順位という視点がどんどん減っていきます。
でも、仕事ができる人って優先順位がしっかりしている人なんですよね。
大事なことは
1)全てのタスクを可視化すること
2)業務の仕分けと納期の確認
3)優先順位づけ
の3つです。
こういうこと、学生の時から教えてもらっていたら
もっと勉強できたし、もっと遊べたなと思います。
スキルを教えることだけでは教育としては不十分です。
やり方は経験していないと教えることはできません。
スキルはITが教えられます。
やり方は人からしか伝わりません。
教育で大事なことは「リーダーの経験値」なんだと思います。

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
翌日妻から
「お父さんにありがとうって思ってるみたいよ」とLINEがあった。
なんか嬉しいね。

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