校長先生の背中

雨の中の判断

土曜日は息子の小学校の運動会でした。
朝から霧雨のような雨。
予報では小雨ということで、運動会は実行されました。
(ちなみに朝6時半から並びました(笑))
しかし、始まって30分ほどで雨が降り始め、
どんどん雨脚は強くなります。
いったん中断して、続行するか中止にするかを検討しましたが、
これから雨が弱くなる予報だったので実行することに。
しかし皮肉にも、それから雨脚は弱くならず、
子供たちも保護者も、
ずぶ濡れになりながら運動会を進めました。
校長先生は難しい判断をしたと思う。
中止にしたら、翌日来れない保護者もいる。
続行したら、雨に濡れて風邪をひく子供も出てくる。
雨の中の運動会で、転んで怪我をする可能性も高くなる。
どれを選んでも必ず誰かから批判される決断。
苦渋の決断だったと思う。
続行を決定した後、校長先生はテントに入らず、
傘もささず、ずっとグランドに立ち、
先生たちに指示をだし、常に天候と子供たちを見ていた。
校長先生の背中には、どうにかして運動会を実行させてあげたいという
強い意思のようなものが伝わってきた。
決断というのは、その時点では正しいかどうかわからない。
大切なのは、決断した後の強い意思だと思う。
そして、リーダーとして大切なのは
現場に率先して立ち、背中を見せること。
こういうことで人は動かされると思う。
結局雨脚が強くなり、午前中で運動会は終了。
残った演目は、平日にやることになりました。
保護者としてはとても残念だが、
半分やれたことは良かったと思う。
校長先生というと、ドンと構えているだけというイメージがあったが、
ここの校長はTOPとしても素晴らしいと感じた。
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