日本男子柔道大躍進の理由

今回のリオオリンピックで、男子柔道は全階級でメダル獲得しました。
ロンドンオリンピックでは金メダルなし。
その後、斉藤前監督の死去。東海大の暴力事件。高藤選手の規律違反など、
この４年間はいろいろなことがありました。

そんな中、井上監督はじめ、コーチ、スタッフの方々が、
必死の思いでこの４年間を過ごし、そして再建してきたのだと感じます。
これから本や雑誌など、いろいろと出てくると思いますので
今から読むのが楽しみです。

リオでの活躍の根本原因ですが、
僕は身体的な強さが大きな理由なんじゃないかと思います。
今回、日本代表はフィジカル強化トレーナーとして、
ボディビルダーでもある岡田隆さんを招き入れました。
その結果、筋力がアップし、外国人選手にも負けない体が出来上がったのです。

73キロ級で優勝した大野選手の金メダルを取った技（小内刈り）は
まさに身体的な強さがないとできない技でした。
ラグビー日本代表も取り組んだフィジカルトレーニング。
その結果、大きな外国勢にも負けない体を手に入れ、大躍進したのと同じです。

以前の印象は、外国人選手と比べて
日本人選手はちょっとゆとりのある体をしていました。
しかし今回、どのスポーツを見ていても、
日本人選手は鋼のような体になっています。

今回のオリンピックを見て、やはり基礎体力の重要性を感じました。
そして、正しく教えてくれるトレーナーとの出会いも大事だとも感じました。
これは、ビジネスでも同じことが言えると思います。

「足りないと思っていながら、スルーしていたことは何か？」
そして、
「誰から教えを乞うか？」

この視点が大事なんじゃないでしょうか。