考える癖をつける

「高校バスケは頭脳が9割」。高校スポーツの頭脳9割本は、野球、サッカー、ラグビーなどが出ています。
以前から野球とサッカーについては知っていたのですが、読むまでに至っていませんでした。
年末にバスケットの恩師に紹介されてすぐに購入。5人の高校バスケの監督に取材をして、その指導法を紹介したものですが、その取材された一人が恩師である高橋先生でした!(先に行ってくださいよー)
バスケットボールは攻守が即座に切り替わるゲームスピードの高いスポーツです。
だから、即座に状況判断してプレーしなければいけません。監督の指示を仰いでいては遅いのです。
だから、練習から頭を使ってやらないとダメだというのです。
どんな状況でも頭を使うということを意識させていて、練習中に簡単な計算をさせるというユニークな練習法もあります。
反面、試合では選手の自主性に任せているというのが、5人の監督に共通しているところでした。
試合中に怒っている監督がいるけど、
もう次のプレーが始まっているので、怒っても仕方がないと言うのです。
1つのことに気をとられて、他が見えなくなってはいけない。
いつも、どうすればいいか?
という考える習慣をつけることがバスケットボールには大切だと説いているのです。
私たちも仕事をする上で、反射でやっていることってないでしょうか?
疑問に思いながらも慣習だからとか、
なんでそうしたの?って聞かれても答えられないとか。
こういうことは、「私は頭を使っていない仕事をしています!」と言っているのと同じなのです。
いつも、意図した行動をすること。意図していれば、失敗したって構わない。無意識で失敗しちゃうことが一番ダメ。
恩師の高橋先生は
「勝ち負けは絶対あるから、負けたってしょうがない。大事なのは、負け方がどうかだ。」
と言っていました。
これは、ちゃんと意図してプレーすることが大切だということでしょう。
頭を使うって大変です。体を使うより何倍も疲れます。
でも、人間は適応力の高い生き物です。
考えることを習慣化していけば、そんなに負担じゃなくなります。そして、意識して続けていけば必ず習慣化できます。
多様性の時代だからこそ、自分の意図を持つことが大切だと思うんです。

今週も週刊秋葉塾をお読みいただき、ありがとうございました。
本の中で、明成高校の佐藤監督が「俺はバスケットボールを教えてるんじゃない。バスケットボールの考え方を教えてるんだ。」と言っていました。
素敵です!
僕もこう言えるようになりたい。
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