計画を立てる時に一番大事なこと

毎年6月になると、役員3人で役員合宿を行います。
Facebookにアップすると、
「役員合宿で何をしてるんですか?」
という質問をもらうことが多いです。
当社では、来期(当社は10月スタート)の計画を立てる経営会議を行います。
約3か月前に大きな方向性を立てて、
数字部分まで落とし込みを行うことを目的とする会議です。
1泊2日で行い、ほぼ缶詰め状態でぶっ通しで行います。
来期のための経営会議というと、
「来期はどうしようか?」
ということに時間を使いそうですが、当社では『現状分析』に多くの時間を割きます。
具体的には
1)直近三期分の数字の分析
2)一人一人の業績の確認
3)現場で起こっていることの確認
を元に分析を行います。
そのための事前準備には結構時間をかけています。
数字の元データを集めることと分析した資料。
社員からの要望や現場の状況のヒヤリングなどが事前準備です。
この現状分析を元に、やるべきことと止めることを決め、
大枠の来期の事業計画を作っていきます。
以前は細かく作っていたのですが、大枠を作り、細かい部分は現場で考えてもらうようにしました。
そうすることで、社員が具体的にどうすべきかを考え、そして必要なことをリクエストしてくれるようになりました。
計画を立てる時って、やりたいことが明確な場合が多く、
現状分析はそこそこに、計画の方に力を入れることって多いと思います。
以前コンサルティングを依頼されたお客様に、
「まずは現状分析から始めましょう」
と提案したら、やりたいことを紙に書いてきて
「これがやりたいんだ!それを手伝って欲しい。」
と言われたことがあります。
気持ちはわかりますが、これではダメなのです。
何かをやってしまったら、別の何かは出来なくなります。
計画は
「やりたいこと」ではなく
「やらなければいけないこと」と「止めること」を決めるの方が大事。
そのための現状分析です。
現状分析は地味な作業で、はっきりいってつまらないことが多いです。
だからみんな嫌厭してしまうんでしょうね。
でも、現状分析をしっかりすると、ほとんどの答えが出てきます。
そもそも「計画」って言葉がよくないですね。
「事業方針」という言葉にすると、なんとなくしっくりきます。

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