もうひとつ、別の能力
彼らのビジネスは、
「宇宙を活用した輸送システム」と「カブトムシを活用したエコシステム」。
どちらも僕には思いつかないビジネスモデル。
それを事業にしようとしている二人の経営者を見て、
「凄いなー」と思う自分と、
「若手経営者が」と見下す自分がいた。
イチローがメジャーリーグの野球殿堂入りしました。
そのスピーチの言葉がとても印象的でした。
メジャーリーグの世界では、自分よりも才能のある人がたくさんいた。
でも、彼のように19年間メジャーリーグで活躍した人は少ない。
多くは、才能を伸ばせなかったり、怪我に苦しんだりしていたそうだ。
自分の能力を活かすには、自分をどれだけ知っているか?ということが大切だと。
彼の言葉は、
才能があると言われた人が活躍できなかった理由を、端的に表現していると思います。
これができるのは、天才だけに限らないと思います。
凡人でも、自分の能力を活かしている人と、そうでない人がいる。
僕は自己評価が高いタイプ。
だから、「若手経営者が!」って思ってしまう。
これは、経営者としての歴が長いとか、年齢を重ねたからだとか、
そういうことではない。
昔からそうなのだ。
例えば、身近な経営者が売上を大きく伸ばしたと聞けば、
「よし、今度は俺がもっとすごいことをやる!」とすぐに競争心が芽生えていた。
それが僕の原動力であり、僕の背中を押してくれていた。
でも、もしかしたらそれが、
僕本来の、もっと本質的な能力の足を引っ張っていたのかもしれない。
自分の能力を活かす能力を発見するにはどうすればいいのか?
思いつくことが2つある。
一つは、静かな心で自分をみること。
過大評価をすれば、ハードワークになり怪我をする。
過小評価では、自分の能力に焦点を当てることができない。
等身大の現在の自分を、ちゃんと把握することが大切だと思う。
もう一つは、素直な心。
人の意見やアドバイスに耳を傾ける。
自分のことは自分が一番わからない。
だから、人の言葉には、自分が気づけない真実が含まれていると考える。
もちろん、その人のバイアスもあるから、慎重さは必要だ。
自分の能力を活かす、別の能力。
人には2つのエンジンがあるということ。
わかりやすい能力に目が行きがちだけど、
もうひとつの能力に視点を向けてみる。
あなたには、どんな能力があると思いますか?
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今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
高校生まで、僕は体が強いと思っていました。
大学生の時に病気になって、僕は体が弱いのかもしれないと思いました。
社会人になって、酒も強くて、寝なくても平気な人をみて羨ましいと思いました。
でも、今になって、体が弱い認定できてよかったと思います。
体を大切にしたおかげで、この年でもバッチリ健康ですから。
今思うと、病気というメッセージは、
僕にとっての「別の能力」を知ることだったのかもしれない。
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大学生の時に病気になって、僕は体が弱いのかもしれないと思いました。
社会人になって、酒も強くて、寝なくても平気な人をみて羨ましいと思いました。
でも、今になって、体が弱い認定できてよかったと思います。
体を大切にしたおかげで、この年でもバッチリ健康ですから。
今思うと、病気というメッセージは、
僕にとっての「別の能力」を知ることだったのかもしれない。
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