食品サンプル初体験

食品サンプル、作ってみたことありますか?
レストランのディスプレイでフォークが浮いていたりするアレです。
お湯の中にロウを垂らして作る食品サンプルをテレビで見たことがあり、
いつかやってみたいと思いました。

2024年9月に「食品サンプル制作体験カフェ」がオープンしました。
場所は浅草駅から徒歩5分ほど。
『自分で作ったサンプルと同じ本物を食べれる』
というコンセプトのカフェのようです。
今回、スタッフと一緒に遊びに行ってきました。

選べるサンプルは「オムライス」「スパゲッティ」「クレープ」「ジェリーパフェ」の4種類。
その中のどれかを作れるんだけど、
僕は迷わずスパゲッティをチョイス。
だって、フォークが浮いているんですもの。

ここの食品サンプルは、ロウではなくプラスチックで作るタイプ。
材料は、
・パスタ用の細長い棒状のパーツ
・フォークを浮かせる用のパスタ
・お肉の素材
・色をつける塗料
・といった感じ。
ジオラマを作る様なイメージです。

ロウを使わない理由は、夏場に溶けてしまうからだそう。
僕は小学生の頃、キン消し(キン肉マン消しゴム)が夏にくっついていた悲しい思い出を思い出しました。
気に入っていたウォーズマンとキン肉マングレートが抱き合っていた・・・

作り方です。
まず、フォークを立てるパスタに色を塗ります。
そこに着色したお肉を振りかけます。
土台のパスタにも色をつけて、お皿にパスタっぽく盛り付けます。
それらをオーブンで焼く。
焼くことで、素材が固まり、塗料の艶も出て美味しそうに仕上がるそうです。

同じ素材、同じ分量で作るので、誰でも簡単に、完成度の高い食品サンプルが作れるのですが、
パスタの巻き方やお肉の置き方などに個性が出ます。

みんなそれなりに上手くできたと思いませんか?
僕の作品は少し巻き方があまかった(右下)
中国人スタッフの作品は焼きそばっぽい(左下)
フランス人スタッフの作品は肉多め(右上)
デザイナーの作品は、本物そっくり!さすがです(左上)
スパゲッティ以外にも、ジェリーパフェ、オムライスも制作。
こっちも完成度高い!

本当は同じものを食べて帰るというのがこのカフェのコンセプトなのですが、
せっかく浅草まで来たのだから、「日本のトラディショナルフードを食べよう!」ということで『おこげ 浅草』へ。
外国人スタッフは、二人ともお好み焼き&もんじゃ焼きがはじめてだったようで、
「うん、これはこれでアリ」
「面白い、おいしい」
という感想でした。
海外の人から見てもんじゃ焼きって、見た目からしてハードル高かったんじゃないかって思います。
でも二人とも、果敢にチャレンジしてくれました。
(写真はイカ墨納豆もんじゃ)

こういった社員との懇親会は3か月に1回、5つのチームに分けて少人数で行なっています。
テーマは「遊ぶ・体験する」ということなのですが、
日本の文化を体験するって、日本人にとっても面白いなって思いましたね。
一緒に遊んだり体験することって、
そこには言葉の壁も、年齢の壁もあんまりなくて、
おのおのが純粋に楽しみながら、
それぞれの個性を受け入れる空気感になっていく。
飲み会だけが懇親会じゃない。
これぞ、ダイバーシティ&インクルージョンの一貫なのかなと、
今回の体験を通して思いました。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
その国にあるトラディショナルフードを食べるって大事なことですよね。
英会話の先生に教えてもらったんだけど、
フィリピンでは、卵が孵化する寸前の食べ物
『Balut(バロット)
をよく食べるみたい。
見た目はグロいけど美味しいんだって。
今度チャレンジしてみたい。
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