男の人生は厳しい？人生を変える10年周期の法則

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10代で足が早いだけの奴が脱落

20代でノリが良いだけの奴が脱落

30代で外見が良いだけの奴が脱落

40代で金を持ってない奴が脱落

50代で健康に気を遣ってない奴が脱落

60代で趣味がない奴が脱落

70代で意識はっきりしてない奴が脱落

『男の一生は結構厳しい』
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思わず笑ってしまった。そして、ものすごく納得しました。
誰かのことを思い出したとかじゃなくて、僕個人を振り返ってみて。

小学生まで足が早い方でした。
でも自分よりも早い人がいて、人気を持っていかれました。
高校を卒業して東京に出てきました。東京にはかっこいい人が多いと知りました。合コンでは、かっこいい奴に可愛い子を持っていかれました。
ノリで乗り越えようと思ったが、実力が伴わないと価値がないことがわかったのもこの時です。
30歳になって、会社を始めました。20代を挽回しようと必死に働きました。40代は利益を追求しました。結果、少しずつ資産が増えていきました。
50代になって、疲れやすくなったと感じ、筋トレを始めました。

★

山崎元の「がんになってわかったお金と人生の本質」を読んだ。
山崎元さんはお金の専門家で、多くの著書を残しています。
2022年にがんの宣告を受け、2024年1月に亡くなられました。
この本は、余命宣告を受けた後の彼が『人生とお金』のバランスについて語った一冊です。
少し金融寄りな内容だけど、誰にとっても参考になる内容だと思います。

この本で特に印象的だったのが、
『仕事は10年に一度リニューアルせよ』という考え方です。
山崎さんによれば、働き方や稼ぎ方を見直すことで、
効率が落ちるのを防げるとのこと。
ふと自分の仕事の歴史を振り返りました。

会社を初めて最初の10年は、存続させるために必死で売上を作っていた時期です。
新規獲得に精を出し、売上作るために仕事を取ることだけを考えていました。
その結果、殺伐とした組織となり、チームワークも悪かった。

次の10年は、強い組織を作るために組織改革に力をいれた時期。
ひとりひとりが安心して自分の力を発揮できる環境をつくることを目標に、
ルールを作ったり、新卒採用したり、社内イベントを企画したりしました。

そして、これからの10年は事業を伸ばしていくと決めました。
4つの事業で1〜3億円の売上をつくり、そこを任せられる人材を作っていくという方針です。
今までトップダウンだった組織を、自分たちが考えて事業を作れる組織（自走型組織）に変えていこうとチャレンジ中。

振り返ってみると運が良かったのだと思います。
大体8年くらい経つと、事件が起こったり、僕の情熱が減ってきたりして、
「これではいかん！」
というスイッチが入るというパターンでした。

毎回思うのですが、リニューアルを始めた1〜2年は本当にしんどい。
今まさにそうなのです、いろいろなところにバグや綻びが出てきています。
計画も思ったようなスピードで進んでいません。
目に見えた成果も出ていません。
フラストレーションも溜まっています。
でも、着実に前に進んでいる感覚だけはあります。

10年を一つの単位として考えるのはいいことです。
仕事だけじゃなく、プライベートや人間関係、所属している団体なども当てはまるのかもしれません。
もし何か、10年続けていることがあれば、それを少し見直してみるタイミングかもしれません。じっとしていると、気づかないうちに人生の次のステージを逃してしまうこともあります。

新しいところはストレスがかかります。
1から作り上げていかなければいけないから大変でもあります。
でも一歩を踏み出さないと、「脱落」という人生が待っている・・・
人生のステージで脱落しないためには、
リニューアルし続ける勇気が必要なのだ。
そう言っているように聞こえる。

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今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「男性だけではなく女性の人生にも同じようなステージがあるのでは？」
気になって調べてみましたが、具体的な例は見つかりませんでした。
もし知っている方がいれば、ぜひ教えてください。
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