51歳になりまして

今回は51歳になった気分を書こうと思います。
去年は50代になるということで、
すごーく誕生日を意識していたけど、
今年は「ああ、誕生日かー」という気分だった。
去年の誕生日は出張と重なっていたし、
家の中は娘の受験でいっぱいだったから
「もしかして家族でお祝いしてくれないかも?」
という恐怖があって、自分で誕生日ケーキ買ってきたんだっけ。
一年で気持ちってこんなに変わるものなんですね。
50歳になった時の気分は
「あと10年必死に頑張ろう!」というものでした。
それが徐々に「あと10年しかないのかー」って思うようになっていった。
この10年、当社の売上は1.5倍しか成長していないと気づいた時から。

40歳の時ってどう思ってたっけ?
なにかヒントがあるかもしれない・・・
そう思って、10年前のことを振り返ってみることにした。
2013年。震災の2年後ですね。
中野から東新宿に引っ越してきて1年目でした。
中野の人間が新宿にくるというのは、
地方の人が東京にくるのと同じくらい心理的ハードルがあって、
新宿怖いなーって思っていたのを思い出します。
新卒社員の採用を始めたのもこの時期。
当時は黒に近いグレーな会社だったが、
彼女のおかげで会社の体制が変わり、
今は限りなく白に近いグレーになっていると思う。
そして、僕の意識も変わった。
10年前はトップダウンだったが、
今は若手が活躍できる組織づくりを進めていて、
彼らが活躍することで嬉しい気持ちになるようになった。
外国人スタッフが入社したのもこの時期。
今は6人になっている。
仕事の内容もただ制作するだけから、
きちんと成果の出るものをという意識も出てきているし、
SNSやシステム開発、新しいサービスにもチャレンジしている。
そして何より、10年前よりも格段にスタッフのレベルが上がった。
10年という歳月は、変容するのに十分な時間だった。
そう考えた上でもう一度会社の過去の業績を見てみると、
自分の性格がよく出ていると感じる。
売上自体の伸びは大きくないが、この期間の赤字は1回だけ。
攻めよりも守りを重視した経営を行ってきたということだ。
今、スタッフも増え、攻める体制が整ってきている。
だから新たな欲望として
「この10年は大きく業績を伸ばしたい」
という気持ちが強くなっている。
欲望が強ければ強いほど、不安は強く出るもの。
僕は本当は攻めたい人間だ。
振り返ってみて、気持ちの整理ができた。
守り重視から、攻めへ。
メラメラという感じではなくて、
じわじわと湧き上がってくる地熱のような熱さを感じている。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
50歳を過ぎて、
人生も残り少なくなってきたなって感じるようになりました。
まさか自分がそう感じるようになるとは・・・
年を取るってこういうことなんでしょうね。
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