７年前の予言

最近電車が混み始めた。
正確には、8時台の電車が混んでいる。
テレワークを廃止している企業もあるみたいだ。
始業も9時に戻してたりするんでしょうね。
2016年11月、「人＋AIが未来の姿」というブログを書いた。
＜7年前のブログ＞

ここに書かれている内容は、AIによって消える職業・残る職業という内容。
そして、チェスの世界チャンピオンがAIに敗れ、その後AIと人が共同してやる『ケンタウルス』というチームが最強で、人とAIの融合が大事であると説いてあった。この当時はAIをターミネーターみたいに思っていた節があったからだと思う。

あれから7年経った。
今、どうだろう？
AIというと思い浮かぶのはChat GPTだろう。
1年前のブームから、今使っている人ってどれくらいだろうか？
ほとんどの人が使っていないんじゃないかな？
ただAIは業務効率化や生産性の向上など、確実に社会に浸透してきていると感じる。

2016年と2023年の現在。
何が大きく変わったのか？
一番の変化は「在宅でも仕事ってできるじゃん！」ってことに気づいたことじゃないかと思う。
2016年当時、そういう考えが弱かった。インフラも整っていなかったし、何より在宅でできる仕事なんか限られていると思っていた。

今、電車が混んでいるのを見ると、2016年に逆戻りしているんじゃないかって感じる。
僕は基本的にはテレワークは補助的なものだと思っている。やっぱり仕事はリアルでやる方がダイナミックになる。ただ、作業や確認はテレワークで十分。移動時間、体力も温存できる。健康的にも経済的にもいい。
とはいえ、人間はルーチンが大事だと思っているから、規則正しい生活も大事。だから朝9時に集まるというのも大事なのはわかる。

こういう相反する気持ちにどう折り合いつけていくのか？
そこで大事なことは「信じる心」。
サボると思っているから出社命令を出していると思うんだけど、
どれだけ人を信用して、どれだけ愛せるかが、
これからの経営の勝負なんじゃないかな。

だから、７年前の予言を更新しておきたいと思う。
新しい予言はこうだ。
”AI社会で大切なことは、『ケンタウルス＋愛』だ。”

-------------------------------------------------------------
今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
Facebookの過去投稿の履歴が出てきて、7年前のブログは山形にセミナーに行った時のことでした。名古屋行ったり沖縄行ったりと出張とか多かった時期でしたね。今はオンラインでやれてるけど、僕はやっぱり、リアルが好きだなー。
-------------------------------------------------------------

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＋
＋　このブログは毎週水曜日9時の
＋　メルマガにて配信しております。
＋　ご希望の方はこちらよりご登録ください。
＋　■週刊秋葉塾「昨日より少しマシな自分」
＋
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋