自分年表

先週宮古島で潜ってきました。
といってもスキューバダイビングをしたわけではありません。
自分の中にグーと潜ってきた4日間のワークショップに参加してきたという意味。
ワークショップのテーマは「レゾンデートルを探る」
レゾンデートルとは存在意義と訳していいかと思います。
自分が存在する意義はなにか?
なんのためにこの惑星にやってきたのか?
あなたのビジネスがなくてはならない理由は?
それを考え、考え、考え続けるワークショップでした。
初めて宮古島に来たのですが、ザ・リゾートなんですね。青い空と透き通った海。気温は25度くらいで乾いた風が心地よい。ホテルはほとんどがリゾート仕様で、若い人たちがプールやビーチでイチャイチャしています。
そんな中、経営者30名くらいがホテルの会議室を貸し切ってラウンジやプールサイドをうろうろしながらムズカシー顔をしてワークをやっている。このタイミングで宮古島にきたカップル、ご愁傷様です。。。
生まれてから今までの『自分年表』を作ってきてください。
ワークショップに参加する前に言われた宿題です。
年表の仕様は自由で、横書き・縦書きどっちでもOK、箇条書きでもいいし、歴史の年表みたいに作ってもいい。
僕は左から右に年齢を書いていって真ん中に線をひき、その時の自分の状態をプラスとマイナスでグラフにしていきました。
生まれた時のこと、幼稚園の時、小中高大時代、フリーター時代、サラリーマン時代、創業期、中期、現在という感じで記憶を呼び起こしていきます。例えば、その時の出来事、感情、影響を与えた人などを書き込んでいきます。プラスのこともマイナスのこともごちゃ混ぜに書いて、疲れたら休んで、思い出しては書いて。最初は表面的な記憶だけが浮かんでくるのですが、書いていくうちにその奥にあった記憶が浮かんでくる。その時の感情とか情景とか。不思議な感覚です。
ある程度書き上がったら、自分の人生を俯瞰して眺めてみる。そうするとね、自分はこうやって出来上がったんだということが浮かびあがってきます。それと、自分のバイオリズムみたいなものも見えてきます。調子のいい時と悪い時のリズムみたいなもの。面白いようにパターン化されています。
「なぜ自分年表を書く必要があるのか?」
それはレゾンデートルは自分の過去に眠っているからだそうです。
「そしてなぜレゾンデートルが大事なのか?」
師匠曰く、これからの時代は人口減社会であり、資本主義経済も終わっていく時代。今までのような、市場性とかトレンドに合わせてビジネスをやっていっても必ず行き詰まると。そうならないためには自分の根底にあるエネルギーをビジネスにしていかないといけない。つまり、儲かるからやるとか、流行っているから手をだすということではダメなんだと。
今回のワークショップでレゾンデートルの”カケラ”を発見することができました。これはもともと僕にとって本質的なものであって、ずっと変わらずもっていたにもかかわらず、大人になっていつの間にか欠けたり、割れたりして小さくなってしまっていたものでした。
宮古島という環境で自分の根底に流れるものを見つけるワークをやれたのは良かったと思います。自分を掘るワークって、山奥とか秘境でやるイメージがありますが、もしそうだったらかなりネガティブなアウトプットになっていたんじゃないかな。青い海と心地よい風を感じる環境だったから、自分の闇の部分を見ながら光の部分にも意識が向いたのだと思います。
「レゾンデートル」
気づいてみると当たり前。でも気づかないものなんだなーというのが感想です。ヒントは自分年表に書いてあるのにね。
この”カケラ”を大事に育てていきたいと思います。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
B4サイズで5枚にもなった自分年表。こんな感じです。

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