子供の誕生日プレゼントの予算はいくらくらい?

娘の誕生日プレゼント。
高いものをリクエストしてくると
「それは高すぎるね」
と言ってかわしていました。
それでなんとなく娘も
「五千円くらいのものじゃないと買ってもらえないんだな」
と学習しちゃっていたみたい。
そうなると、プレゼントをもらった時は喜ぶのですが、
1ヶ月も経つとそのプレゼントで遊んでいるところを見なくなる。
そりゃそうです。
本当に欲しいものじゃないんですから…
小5になった娘は、僕が社長であることを認識したみたいで、
「今まで遠慮していたけど、これからは誕生日プレゼント遠慮しない」
そう宣言してきました。
そこで今回、彼女は思い切っておねだりしてきたんです。
「パソコンで絵を描くものが欲しい」
液晶ペンタブレット(液タブ)といって、液晶画面にペンで絵を描けるもの。
元々絵を描くのが好きで、YouTubeで調べて知ったみたい。
小学生の子供への誕生日プレゼントって、予算いくらくらいにしていますか?
僕は五千円前後くらいが妥当だと思っていて、
いっても1万円以内かなーって思っていました。
液タブ調べてみると安いものでも1万円オーバー。
ちょっと考えちゃいます。
小学生の誕生日プレゼントとしては高価だなって。
僕が幼稚園のクリスマスの時、山形市内のおもちゃ屋に連れていってもらって、
この中から好きなものを1つずつ選んでいいって言われたことがあります。
兄はコンテナの中からロボットが出てくるおもちゃ。
僕は3つのロボットが合体して1つの大きいロボットになる超合金。
兄貴のは六千円くらいで、僕のは1万円以上したと思います。
金額のことを覚えている僕も僕ですが、
結構高価なものを買ってもらったという感謝とうれしい気持ちが混ざり合った感情、
薄暗いおもちゃ屋の店内のことを思い出しました。
欲しいものを買ってもらった記憶。
安いものじゃないっていう記憶。
大事に長く遊んだ記憶。
そういうステキな記憶があるのなら
娘へのプレゼントに予算なんかないって思っていいのにね。
僕が生まれた山形には
『ほっだいほっだい』
という方言があります。
「そんなに」
という意味なのですが、よく否定的な表現に使われます。
「そんなにしてあげなくてもいいでしょ、もう十分でしょ」という使い方。
僕が生まれたところは過剰さを嫌う地域だったと記憶しています。
そういう教育を受けてきたのが原因で、
やってあげたい気持ちにブレーキをかけてしまうのかもしれません。
そんなことをぐるぐる考えたあげく、
今回、液タブを買ってあげることにしました。
細かく調べてみると、安いものは反応が悪かったり使い勝手が悪かったりするから、
長く使うことを考えると安くても3万円くらいになっちゃう。
まあ、しょうがないね。
やりすぎてしまった結果、子供が調子乗るのが怖い。
要求もどんどん大きくなるかもしれない。
でもさ、よくよく考えてみればその時その時に対応していけばいいだけなんだよね。
『ほっだいほっだい』は本当にダメなことなのか?
今回のプレゼントは実験として考えてみよう思います。
僕にとっても、彼女にとっても。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
今回のプレゼント、とっても喜んでくれました。
制限していた時よりも比べものにならないくらいにね。
そりゃそうだ、本当に欲しいものなんだもの。
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