二つのミス

幕張メッセで行われた【総務・人事・経理Week】という展示会。
2日目終わった時点で前回と比べて名刺獲得数が4分の1程度。
全然人がいないという嘆きの報告が届いた。
今年の春は【WEB・SNS活用EXPO】に出展。
その時は緊急事態宣言が明けたばかりでしたから、今回の方が人の動きも活発になってきていて少なからず期待していたのですが・・・

今回、２つのミスを犯してしまいました。
一つ目は出展するカテゴリーのミス。
【総務・人事・経理Week】は人事系の人が多く来る展示会。多くの人はバックオフィスのDX化を進めたいというニーズが高かった。出展している企業も勤怠管理、経費精算、採用管理などといったサービスを提供するものが多かった。
その中で我々が提供したのは採用ツールの見直し。
ツールの見直しをする決裁権をもっていない人事担当者にとってはミスマッチの提案でした。

もう一つは企画のミス。
春と同じ企画で進めてしまっていたこと。
【WEB・SNS活用EXPO】に来る人は、マーケティングや広報の人が多く、この人たちは制作会社に潜在的な不満を持っていることが多いと予想。
だから
『制作会社との相性診断』
という入口を作って話すきっかけを作りました。
これが当たったので、同じようにいけると思ってしまったんですね。
人事相手に相性診断しても響かない。当然です。

最大のミスはちゃんと見てあげなかったことですね。
現場に任せすぎていました…
とは言ってもなんとか成果を出さないといけません。
僕からしつこさをとったら大してなにも残りませんから。
ブースの立地も悪かったのですが、最終日はなんとかみんなで追い込んで
春の半分くらいまで名刺を獲得。
中には見込みの高いお客さまもいましたのでまずまず健闘した感じでしょうか。

展示会は過去合わせて10回以上出ていますが、なんどやっても企画はむずかしい。
過去うまく行ったことをそのままやるというのではなく、
一から考えて取り組むことで成果につながると思うんです。
・出展するカテゴリーの選び方
・それに合わせた企画とテーマ
・来場者の特徴
・オファーを何にするか
・ゴール設定（KPI）
こういう考え方をきちんと伝えて、文化として繋いでいくのが今年の課題かな。

知の共有ってヤツですね。
なんとなーくやってもらっては困るのです。
なんてったって出展に150万円くらいかかってますから。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
最近は展示会に積極的に参加してくれるスタッフが増えてきました。
ちゃんと打ち上げも参加してくれるし。
嬉しいことです。
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