苦手なこと

「わたし、○○が苦手なんです」
スタッフと話している時に言われました。
○○は業務についてです。
それ苦手って言われちゃうと困っちゃうなー。
内心そう思った。

苦手ってずるい言葉だなって思います。
そう言われてしまったら、「あーそうですか、仕方ないですねー」
って答えるしかなくなってしまう。
じゃあ、何が得意なの？って聞いたところで何の解決にもならない。

苦手って言葉、
僕も無意識で使っているかもしれない。
苦手で思い出すのは楽器。
なんでも器用にこなす方ですが、楽器だけは小さい頃からどうも苦手でした。
小学校の時のレコーダーとピアニカ。
中学になったらアルトレコーダー。デカくなってよけい難しくなった。
大学生になってギターってかっこいいなって始めたけど、全然指が動かなかった。
今思うとですよ、ただ単に量が足りていなかったって思います。無意識で指が動くくらい練習すればある程度は弾けるようになったはず。
ブラインドタッチと同だなって思う。
ある日突然、頭で考えないで打てるようになるんですよね。

苦手って克服できるものなのでしょうかね？
個人的には難しいんじゃないかなって思います。
ただね、気にならなくなる程度にはしておいたほうがいいと思うんです。

苦手と近い言葉に「得意じゃない」ってありますね。
こっちの方がまだ可能性があるように感じませんか？
苦手って言っちゃうと無理ーってなっちゃうけど、
得意じゃないというと、うまくやろうとしない分、力が抜けというか。

苦手を放っておくのって擦りむいた膝をさらして歩いているのに似ている気がする。
普段は気にならないのですが、風が吹いたりズボンに触れたりするとヒリヒリする。
誰かに触られるんじゃないかってビクビクしながら過ごしている。
だったらね、ちょっと痛いかもしれないけど治療してもらった方がいい。
苦手だ苦手だと思って放っておくのは生きていく上でとても精神的に負担だと思うんです。それが楽器ならまだしも、仕事のことならなおさらね。

気にならない程度に苦手なことをやっつけておくことって、
人生たのしく生きる上で大事なことなんじゃないかなって思います。
「強制はしないけど、手をつけておいた方が何かと楽になりますよ。」
そうアドバイスしてあげればよかったな。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
僕はゴルフのアプローチが苦手でした。
苦手苦手って思いながら打つと大体ミスするんですよねー。
最近は下手クソなんだからしょうがないって思ってアプローチするようにしています。
そしたら前よりはマシになりましたよ。
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