過去を変えたいほど後悔していること

テレビアニメ『orange（オレンジ）』いいですねー。
高校生の恋愛って。もどかしい。
もー、キュンキュンしちゃいますね。
今の経験で高校生の時に戻れたらもっとモテただろうなーなんて思っていたけど、逆にピュアさがなくなってダメなんだなってこのアニメみてわかりました。
もう高校生みたいな恋愛無理ですもん。

あ、orangeを知らない人にはなんのことやらですね。
ストーリーは、高校卒業した仲良し5人組が10年後にタイムカプセルを開けるところから始まります。
しかしそこには、当時一緒だった仲間が一人がいません。
彼は高校2年生の時に事故で亡くなってしまったんです。
残った5人は彼を救えなかったことを後悔します。
そして10年前の自分に手紙を書きました。彼を救ってほしいと。

過去を変えたいほどの後悔。考えてみたけど自分にはないなー。
ただ、もし過去の自分にアドバイスできるとしたら大学受験のことかな。
推薦に逃げたこと。
推薦来るくらい成績がよかったんだから逃げじゃないよって言われたんですけど、
自分の中では浪人して同世代の人と1年遅れるのがものすごーく嫌だった。
「1年くらい浪人した方が人間的に面白いヤツになるよ」ってアドバイスしてあげたい。
順調にいくことの弊害って、後になってから気づくものです。

★

10月から新しい期がはじまりました。
19期目になりました。
昨年はコロナ禍、辞めた人も多く、事務所も移転して固定費も増大。
こういう混乱期はやることが明確だから、計画もシンプルでほとんど迷わなかった。
18期はみんなも頑張ってくれたおかげで売上も過去最高。
この勢いで19期も行こうかと考えましたが、ちょっと違和感があったんです。
なんとなく、このままの調子でいくのはちょっとまずいなって。
一つは、頑張った反動で現場が疲弊してしまったこと。
もう一つは、コロナによってお客さんの価値が変わってきたと感じたことです。

19年前、制作会社としてスタートしました。
まだホームページを持っていない企業が多かったから作れば喜ばれた時代です。
それからホームページによる集客効果を期待されるようになりました。
そしてこれからは、webやITをどう活用していくかという時代に突入していきます。

僕たちはパーパスを『web戦略の絶対的パートナー』と定義づけしました。
こう定義したからにはホームページの知識だけでは足りません。
マーケティング、WEB広告、SNS、サーバー、システム構築、アプリ、動画・・・
webに関することをトータルで対応していく必要があります。

そう考えた時、「一浪しよう」ということが浮かびました。
前に進まないという選択。
数字を追わずに体質改善して力をつけることに注力しようと考えました。
WEBとかITって複雑で、教育に結構時間かかかります。
未熟なまま進めるとナウシカの巨人兵みたいにドロドロに溶けてしまう。
そしてお客さんにも迷惑をかけてしまうことになる。
取り組み方、サービスの質、お客様への対応など、
会社全体を根本から見直していくことがテーマになります。
結果、数字は赤字の計画になってしまいました・・・

19年間で初めての赤字計画。
目標を達成しても赤字。
計画を立てていて全然嬉しくない。
「それでいいの？」
って思われるかもしれませんが、2年後、3年後に飛躍するための計画です。

「心が穏やかでいられるか？」
「我慢できるか？」
僕自身の挑戦でもあります。
イライラしないで1年間過ごせたら、なんかご褒美あげようかな。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
この方針の発表を月曜日にしました。
今までで一番どんよりしていましたね。
みんなしっくり来ていないみたいです。
これから徐々にわかってくれるといいなー。
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