息子のコロナ騒ぎ

夏休み。
息子が学校の林間学校に出発。
1泊2日で長野の合宿施設に泊まり登山をして帰ってくる。
インドア派の息子。ムシが嫌い。好き嫌いも多い。
カラダを動かすのはいいことだし、登山したり、みんなとご飯食べるのはいいこと。
彼は嫌がってたけど。

息子のことが心配でしょうがない妻は、旅のしおり見ながら、今何やってる、今何やってるとチェック。スマホを持っていけないみたいなんで、GPSを鞄に忍ばせて現在地をチェック。そんなことしなくていいのに。と思いながらもそこは言うと揉めるので黙っている。

夜10時頃。学校から電話があった。
息子が熱を出したようで、翌日の登山は一緒に連れて行けないということみたい。
明日、迎えにしてくれないかということだった。
コロナがまた流行り始めた時期だったし、陽性だとしたら他の人にうつしてはいけないし。
調べたら自宅から車で2時間半かかる。
登山の出発は8時半。5時に家を出れば間に合う。
翌日は午後からミーティングだったので仕事の調整も必要なかった。
「8時半までには迎えに行きます」
そういうと、明日の朝に検温してから最終決定しますとのことだった。本人も登山をやりたいらしい。
熱は37.6度。咳や喉の痛みもなく、コロナっぽくないということもあったみたい。
そういえば、イベントの前日に熱出すってこと、昔あったことを思い出す。
今回もそのパターンな気がする。
明日の朝、6時前に検温して、わかった時点で連絡してもらうことになった。

もし熱が下がらなかったら息子を迎えにいくことになる。
2時間半、おそらく会話はないだろう。
息子は後ろの席でイヤホンしながらスマホで音楽を聴いている姿が浮かぶ。
一緒に車で移動したら俺も濃厚接触者になるな。
そうするといろいろ面倒だな。
そんな不安もあったけど、
関係修復のキッカケになるかもなっていう期待の方が大きかった。
そんな期待があったからか、それとも寝坊しちゃいけないと思ったからか、
夜2回くらい目が覚めてしまった。
翌日。5時過ぎに電話が鳴った。
息子の熱は下がり、体調も良さそうなので一緒に登山に連れて行くということだった。
先生方の対応は素晴らしいと思った。
熱が出たからといって頭ごなしにコロナ判定しないでくれた。翌日の状況を見て、陽性ではないだろうと判断して登山に連れていく。
リスクのある判断だと思う。後でもし陽性だったとしたら大変なことになるのにね。
そう感心した一方で、今回は機会を与えてもらえなかったなという残念な気持ちも少なからずあった。
思い出したことがある。
僕が中3の時、父と受験の合格祈願で車で1時間半くらいのところにある神社にお参りに行った。
なんで1時間半もかかるところに行くのかわからなかった。
父は「ここの神社は効果があるから」とだけ言った。
そう言われたら行くしかない。
往復3時間、時間もったいないなーって思いながら父の運転する車に揺られていた。

その時の僕は反抗期真っ只中。
移動中、父と話すのが嫌で、カセットテープを車に持ち込んだ。
当時は久保田利伸が好きだったから、ずっと久保田利伸の音楽を聴いていた。会話はほとんどなく、学校のこと、勉強のこと、音楽について何も話さなかった。黙って運転していた父。
受験勉強の気分転換という意味があったのかもしれないし、
なにかキッカケを探していたのかもしれない。
父も同じ気持ちだったのかもな。
そう考えると、今の彼の状況は、大人になるために必要なことなのかもしれない。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
夕方息子を迎えに行くとケロッとしていました。
でも登山はやりたくなかったと。
どっちなんだよ。
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