突然のお別れ

『マインドホーム』
自分が迷った時に帰るべき場所を言語化したもの。
10年前、3ヶ月くらいかけて作りました。
そこにはこういう内容が書かれていた。
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私は頑張っている人の味方です。
そっと背中を押してあげる男です。
人に甘え、頼り、お願いすることは
応援される力を身につけることです。

『命の炎を燃やそう』
『悔いのない人生にしよう』
『正しいと思ったことを全力でやろう』

人の評価なんて関係ない
転ぶ時は前のめりで
ひらいていきましょう!


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今見ると恥ずかしいですね。
片意地はって生きてたんだなーって思います。
『マインドホーム』の発案者は「久保ひろし」さん。
彼は自己啓発セミナーを開催する社長。
10年ちょっと前に、知人の紹介で知り合った。
僕にとって彼は、恩師でもあり、兄貴でもあり、友達でもあるという関係。
年も近かったし、気もあった。
彼が考えるコンテンツは面白く、
講師としてのカリスマ性もあり、
それなのに威張らない。
人の気持ちがわかり、厳しいアドバイスもストレートに表現ができる。
そんな愛のある人だった。

普段の彼は小学生をそのまま大人にしたような人。
海外に一緒に行った時のはしゃぎようを見て、
彼のように生きていいんだということも学んだ。
Facebookで彼が食道癌になったということを知った。
余命は7月までと宣告されているらしい。
報告を受けて、彼にすぐ連絡をした。
彼とはもう3年くらい会っていなかった。
この3年間、いろんなことがあったらしい。
「ちょっとネガティブな期間が長すぎた・・・」
そう言っていた。
彼みたいな人は癌にならないと思っていた。
52歳。まだこれから・・・
有志が立ち上がり、すぐにオンラインお見舞いが開催された。
彼に教えを乞うた人たちが集まった。
短い時間だったけど、100人は超えたんじゃないかな。
みんな彼によって人生を変えた人たちだ。
ひとりひとりと会話する彼。
人の強みを引き出し、勇気を与える話し方は当時のままだった。
ビズリーチの社長も、遊戯王の作者も、安倍元総理も、
余命宣告なく亡くなっていくのをみると、
こうやってみんなに集まってもらって、
話が出来る時間があることは
幸せなのかもしれないなーなんて思ったりした。
僕も彼に人生を変えてもらった人の一人。
10年かかりましたがやっとマインドホームに辿りついた。
ひらかせてくれてありがとう。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
キセキが起きて欲しい!
いつもそう願ってます。
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