そんな忖度、いらねーんだよ

ゴルフ業界でのYouTube活用がハンパないです。
最近の流れは新しいギアをチャンネル持っている人に紹介してもらうというパターン。
おそらくメーカー側が、使ってみて動画を流してくださいと頼んでいるのでしょう。
これがねー、すごーく忖度を感じるんですよ。
以前、プロゴルファーが自身のチャンネルであるメーカーのクラブをめちゃくちゃいったことがありました。
そしたらプロゴルファーの先輩からすごく怒られたそうです。
結果、3ヶ月間の自粛。謝罪の動画も流していました。
動画では
「メーカーからは何か言われたわけではないのですが・・・」
と言っていましたが・・・
プロゴルファーはゴルフメーカーに支えられているという背景があります。
クラブやウエアなども支給されているためあまり変なことは言えない。
でも視聴者からすると、辛口のコメントが欲しいわけです。
ここらへんが、プロゴルファーがYouTubeをやることの限界なのでしょうね。
YouTubeを活用して企業が商品を告知していくという流れはこれから加速していくでしょう。
今まではインスタグラマーやブロガーが紹介していたのですが、
YouTubeの場合はチャンネル登録者数が多くなくても関連動画として出てくるので、露出の機会が増えるというメリットがあります。
結果、莫大な広告費をかけるよりも、YouTubeで使ってもらった方が費用対効果が高くなるのです。
企業側がYouTubeを活用する場合のスタンスは大切です。
例えば、
「今回、メーカーさんから辛口のコメントOKもらっているので、好き勝手言わせてもらいます!」
という感じで始まった方が信憑性ある。
辛口のコメントをよしとしないと、視聴者は離れてしまいます。
個人的には、好き嫌いをはっきりいう人のチャンネルが好きです。
チャンネル登録者数とか意識してしまうと、どうしてもつまらなくなる。
ダメなものはダメとちゃんと言う。
意見が変わってもいい。人間だもの。
よりマニアックに
より個人的に
回数を決めてやるもいいですね。
なるべく簡潔にワンテーマで終わらせるというのもいい方法。
全20回とかね。
長くだらだらやらない。
漫画だってそうでしょ。
15巻くらいで終わるのがちょうど良くないですか。
YouTubeのチャンネルって再生回数で評価するものじゃないと思う。
ましてやチャンネル登録者数で評価するものでもない。
では、何で評価するの?
『知る人ぞ、知る』
チャンネル登録者数は1万人くらい。
動画再生回数もそんなに多くない。
そんなニッチなチャンネルが増えてくるとYouTubeはもっと面白くなる。
----------------------------------------------------------------------
今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
「そんな忖度いらねーんだよ」
YouTubeを見ながら、オッドタクシーの小戸川はそう独り言ってそうだな。
これも、ニッチな世界。
----------------------------------------------------------------------
カテゴリー
BLOG
月一名作会
新卒採用
おしらせ
アーカイブ
  • 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

pagetop