ローマの歴史に学ぶ

今、ローマ人の物語を読んでいます。
世界史をやっていない僕は、ヨーロッパの歴史なんて全く知りません。
しかも、カタカナ文字が読みにくいということもあり、敬遠していました。
「ローマ人の物語は経営に役立つよ」
勉強会に参加した時に経営者仲間に言われて読んでみようと思ったのです。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
この言葉がずっと引っかかっていたこともあったと思います。
調べてみると単行本で全15巻(文庫本だと43巻)。だいぶ長丁場になりそうです。
まだ序盤も序盤ですが、こんな問題提起がありました。
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古代ローマの人々について、
知力では、ギリシャ人に劣り、
体力では、ケルトやゲルマンの人々に劣り、
技術では、エトルリア人に劣り、
経済力では、カルタゴ人に劣る。
それなのに、なぜローマ人だけが、あれほどの大を成すことができたのか。
一大文明圏を築きあげ、それを長期にわたって維持することができたのか。
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ローマ人ってそうだったんですね。
まさに私たち中小企業と同じではないですか。
最初から経営に役立ちそうな感じがします。
そして、一つの解がありました。
ローマ人がいずれの民族よりも優れていた点、それは開放的な性向であったこと。
ローマ人は戦争で勝つと、敵の人々をローマ人として受け入れてきました。
殺害したりしなかったそうです。そして、いいものはどんどん取り入れる。
得意なことをどんどんやらせる。
建設が得意なエトルリア人には建物を建てさせ、貿易が得意なギリシャ人からはそれを学ぶといった姿勢です。
それともう一つ。
ローマ人はシステム化が得意だったこともあげられます。マニュアル化ともいえます。役職者の任期が1年とか2年ということも影響しているとは思いますが、素質ということもあったと思います。
異文化を受け入れてどんどん発展させていき、それを永続的に機能させるためのシステム化。
その両方ともが苦手な僕ら。でも、ここをやっていかないと継続的な発展が望めないと歴史が教えてくれています。
「人が採用できない」
「DXが進んでいない」
って愚痴っていても意味がありません。
仏教では愚痴っていると愚知になるといいます。
コロナに恐怖を感じなくなったらすぐ次の時代です。
準備できるのもあと1年くらいじゃないでしょうか。
もう待ったなしです。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
ローマ人の物語、面白いですね。相変わらずカタカナ読みにくいのと位置関係がわからないなど問題ありますが、ゆっくり読み進めたのでだいぶわかってきました。
難しいことや苦手なことはゆっくり時間をかけるって大事だなと改めて実感中です。
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