若手が活躍する組織をつくりたい

富浦にて1泊2日の幹部合宿を行ってきました。
来期の経営方針を決定するために行う経営会議。
検討する内容は
・数字のこと
・教育のこと
・採用のこと
など多岐にわたります。
1年後のことを検討するわけですから見えないものも多い。でも曖昧な計画だと絵に描いた餅。この精度をどうやって上げていくのかというのがキモになります。
ホテルに缶詰になってあーでもないこーでもないとバチバチの議論をするこの合宿。
最初の10年は役員3人。
4年ほど前から社員2名も参加。
そして今回さらに4名追加。総勢9名で行いました。
今回のテーマは若手が活躍する組織づくり。
初参加者が多い(しかも女性4名)ということもあり、決定事項が少ないまま、モヤモヤして終わってもよし。そう思っていました。しかし、面白いことが起きます。
「言葉の定義を一致させよう」と社員から出てきたことです。
3つ上がりました。
①プロジェクト・・・目標達成のために必要な施策
②チーム・・・基本スキルアップのために必要な存在
③教育・・・部署を超えて全員で行うもの
先日、こんなことがありました。
全体会議でディレクターチームが「損益分岐点は最低限越えなくちゃいけない」と危機感を持って語っていた時のことです。ふと周りを見渡すと、制作チームや新人は少しポカンとしているように感じました。
会議後、「損益分岐点の意味、わからない人?」と聞くと、1/3くらいの人が曖昧だというのです。
「損益分岐点」
文字通りの意味なのですが、きちんと定義づけしないと勝手に解釈してしまって、同じ言葉を使っていても会話が噛み合わないことが起こります。そうなるとチームがチグハグしてしまう。
当社では「損益分岐点」=「みんなで楽しくやるためのボーダーライン」と定義づけ。これを下回ったら楽しいことができなくなるという意味にしました。
現在、22歳〜50歳までの人が働いています。
言葉の理解度なんてそれぞれ違っていて当然。
それを一致させずに「普通こう考えるでしょ」とか「今の若い人たちは」といってもしょうがない。あなたの当たり前は他人の当たり前ではない。そこを合わせていくことが組織づくりの基本なのでしょうね。
若手が活躍する組織を作りたい。そう思って参加してもらった幹部合宿。
こういう視点がスタッフから出てきたとなると、わざわざ富浦まで行ったかいがあった。
ちゃんといろいろ考えてくれているんだなぁ〜。
ちょっと嬉しくなりました。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
合宿当日の朝。専務が突然39度の発熱。急遽オンライン参加になりました。
PCR検査の結果は陰性。よかったね!
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