酷なことをさせてしまったかなー

中学受験させようと言いだしたのは僕だ。
公立中学は私立を受けなかった人の寄せ集め。
受験しないと選択肢が減っていくと伝え、息子を洗脳した。
「ちょっと酷なことさせてしまったかなー」
緊張している息子を試験会場に向かわせる途中そう思った。
いつもは秒で寝る息子。前日は寝つくのに1時間ほどかかったみたい。

受験初日
午前と午後 第一志望の学校を受験
結果不合格
2日目
午前:第二志望 午後:第一志望の学校を受験
第二志望合格! 第一志望不合格
3日目
午前:第三志望 午後:第一志望の学校を受験
両方とも不合格
4日目
午後:第一志望の学校を受験
結果不合格
午前4科目、午後2科目を4日間受けつづけた息子。
序盤、第一志望の学校が不合格になりだいぶ落ち込む。
2日目に合格が出たものの、3日目終わった時点で疲れもピーク。
もう受けたくないと言い出したが、最後までやりきるよう促した。
不合格が続くたびに、
息子の努力を無駄にしてしまったのかもしれないという思いがどんどん強くなった。
たかが中学受験。
頭でわかっていても、この経験がトラウマになってしまうのではないかと思ってしまう。それほど息子は第一志望を熱望していた。
中学受験は家族の物語だ。
小学生だからこそ、親がやらなければいけないことがたくさんある。
塾選びから始まり、勉強の仕方、学校選び、受験日程のスケジュール。
当日の付き添いも大変だ。不合格がつづくとなおさら。
その間、娘の学校もあるし、妻は家のこともある。僕は仕事もある。
終わってみてわかった。
家族の絆を深める大切なイベントだったことを。
久しぶりに平穏な日常が訪れた我が家。
息子は受験を通してまた成長したように感じる。
価値ある1勝。
家族で勝ち取ったものだ。
夜。布団にはいり、電気を消す。
家族みんなで受験に取り組めたこと。
最後まで諦めなかったことをねぎらった。
息子は寝息をたてていた。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
3日目と4日目は試験に慣れてきたこともあり、かなり手応えがあったようだが不合格。
調べてみると実質倍率は7倍とか10倍だった。
偏差値だけじゃわからない、狭き門だったんだなぁ〜。
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